乳腺に関する様々な症状に対し診察、検査を行います。また無症状の方向けに乳がん検診も行っております。
症状がない方、乳がんが心配な方向けの乳腺ドック(自費)に対応しております。マンモグラフィ、乳房超音波検査はすべて女性技師が担当します。
心配な症状がある方の保険外来診療もレディスフロアで行っており、女性の方が安心して受診できる雰囲気です。駅直結というアクセスの良さと大病院にはない小回りの良さをいかし、通院利便性が高い環境で乳腺疾患の診療を行っています。
乳腺外科が関連する検査
女性の9人に1人は乳がんにかかるといわれています。乳がんは早期発見・早期治療を行えば治癒可能な病気です。症状のある方の受診はもちろんのこと、無症状の方も定期的な検診受診をおすすめします。
検査時のお願い
- ワンピースをさけて、上下セパレートの脱ぎ着しやすい服装でお越しください。
- 検診の際に撮影した画像を可能であれば検査結果と共にお持ちください。
- 被ばくなどで検査室にお子さんが入れないため同伴予定の方はお問い合わせください。
無症状の方向けの乳腺ドック
症状がない方、若くて区の乳がん検診が受けられない方、乳がんが心配な方向けの乳腺ドックを行っています。
ご希望の検査を行い、後日郵送で結果を送付します。マンモグラフィ、乳房超音波検査はすべて女性技師が担当します。精密検査が必要となった場合や経過観察が必要な場合は当院乳腺外来の予約をスムーズにご案内いたします。
検診後の精密検査
職場や市区町村の乳がん検診で要精密検査となった方の精密検査を行っています。診察、マンモグラフィ、超音波検査を行い必要に応じて細胞診検査(細い針を刺して細胞を採取し顕微鏡で見て良性・悪性の診断をする検査)が可能です。
対象となる疾患
乳腺良性疾患(乳腺症、線維腺腫、のう胞、乳腺炎、良性葉状腫瘍など)
しこりが見つかったからといって必ずしも乳がんというわけではありません。
乳腺にできる良性のしこりは様々なものがあります。良性か悪性か判別が難しい場合は必要に応じて細胞診検査(細い針を刺して細胞を採取し顕微鏡で見て良性・悪性の診断をする検査)を行います。良性のしこりは基本的にはマンモグラフィ、超音波検査での定期的な経過観察のみとなります。しこりの大きさによっては良性でも摘出がすすめられる場合もあります。
乳がん
視触診、マンモグラフィ、超音波検査を行い悪性が疑われる場合、最終的な診断をくだすために、局所麻酔下で太い針を用いて組織をとって調べる検査が必要です(組織診)。
乳がんと診断されたら、しこりの大きさ、位置、がんの進み具合を調べるためにMRIやCT検査を行い、治療方針を決めていきます。手術や化学療法、ホルモン療法、放射線療法を必要に応じて組み合わせて行います。
乳がん術後のフォローアップ
乳がんは術後も一定期間のフォローアップが必要です。乳がん術後の経過観察や定期検査、ホルモン療法について、手術された病院と連携して対応しています。手術を行った病院の定期検査をうけながら当院でホルモン剤の処方をうけられます。