IMSグループ 医療法人財団 明倫会 明倫会東京大和病院

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悪性腫瘍部門

男性尿路生殖器悪性腫瘍(膀胱癌・腎盂癌・尿管癌・腎癌・前立腺癌・精巣癌)

検診で腫瘍マーカーや超音波検査の異常を指摘された場合や、血尿が出た場合にも上記の癌が存在している可能性があります。すみやかな検査による早期発見、再発の予防に努めています。それぞれの癌に対しては様々なオプションを提示し、治療適応はガイドラインに従って、患者さまとよく相談のうえ、治療方針を決定しています。

手術支援ロボット「ダヴィンチ」は、現在では標準的な治療選択肢のひとつとなっています。当院では2011年の導入以来、数多くの治療実績がございます。傷が小さいために術後の痛みの軽減ならびに入院期間の短縮にも貢献できるものと考えています。

治療 手術、放射線療法などがあります。

膀胱癌

内視鏡治療で極力膀胱温存を図っています。内視鏡治療は約5日間程度の入院期間です。癌が進行しており、どうしても膀胱の全摘出が必要な症例については、患者さまとよく相談したうえで、代用膀胱造設術(腸を使っての膀胱再建術)も対応可能です。その場合でも腹腔鏡手術で治療可能であり、約2週間程度の入院期間となっています。この手術では食事を中断する期間が長くなることが多いですが、当院では術後早期に食事再開できるように最大限サポートいたします。また患者さまが希望し、病状条件があえば勃起神経温存膀胱全摘+代用膀胱にも対応可能です。

腎盂癌・尿管癌

腎臓で作られた尿が集まる腎盂という組織と、その尿を膀胱までつないでいる尿管という臓器があり、そこに癌が出来ることがあります。内視鏡・CTなどによる早期診断を行い、適切な治療を行っていきます。手術の場合はおよそ1週間程度の入院となります。

腎癌

癌の大きさや位置によって、可能な限り正常部分を温存して癌のみ切除する臓器温存治療に積極的に取り組んでおります。手術支援ロボットを使用した腹腔鏡手術も保険適応となっています。温存治療の適応が難しい場合にも、腹腔鏡手術にて全摘除術を行っています。いずれも1週間程度の入院となります。

前立腺癌

前立腺癌の可能性がある方には麻酔下で精密検査を行っておりますので、痛みなどの心配はありません。
限局した癌に対し、手術支援ロボットを使用した腹腔鏡手術で行っており、入院期間は約8~10日となります。術後の尿失禁に対しては、リハビリテーション科が骨盤底筋体操の指導を行い、良好な治療実績を確保しています。また勃起神経を温存した場合では、性交が可能な症例もあります。

精巣癌

精巣は男性ホルモンを分泌したり、精子を作る働きがあります。10万人あたり1~2人に発症する稀な病気です。精巣が腫れて硬くなるといった症状が出ます。短期間で増殖して、他の臓器に転移することがあり、すみやかな治療が必要です。

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