IMSグループ 医療法人財団 明倫会 明倫会東京大和病院

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体外衝撃波結石破砕(ESWL)

ESWLは、体外から衝撃波を当てて結石を細かく砕き、尿管を経由して膀胱へ排出させる非侵襲的な結石治療です。砕かれた結石は砂状となり、尿とともに自然に体外へ排泄されます。

体外衝撃波結石破砕(ESWL)特長

  • 腎・尿管を問わず治療が可能です。
  • 1回の手術時間は1時間弱です。
  • 日帰りまたは一泊の入院で治療が可能です。
  • 副作用や後遺症の心配はほとんどありません。
  • 高齢の方や心臓病・糖尿病などの合併症のある方も治療が可能です。

体外衝撃波結石破砕(ESWL)の治療経過

治療の流れについてですが、まず治療当日から尿中に混ざって結石が排出され始めることがあります。ただし、排石の開始時期や治療期間は個人差があり、数日から2~3ヶ月かかる場合もあります。また、1回の治療で完全に砕ききれない場合は、数週間後に再度治療を行うこともあります。治療中には鈍く響くような痛みを感じることがあるため、痛みが強い場合には適切な鎮痛剤が使用され、患者様が安心して治療を受けられるよう十分に配慮されています。

よくあるご質問

結石の主な症状を簡単に教えてください。
血尿が一般的で、排尿の際に痛みがあったり腰痛等の症状も見られます。また個人差もありますが、発熱する場合もあります。
どのくらいの大きさの結石が対象となりますか?
対象の大きさの目安は直径1㎝までです。
ただし、結石のある場所や固さにもよりますので、ご相談ください。
※痛みの強い場合や高度な水腎症などの場合は、4mm以下でも破砕の対象と成る場合があります。

ESWLの治療実績

ガイドラインの改定により、現在は内視鏡手術の割合が多くなっています。

モデュリスSLX-F2

体外衝撃波結石破砕
体外衝撃波結石破砕
  • 焦点装置が深いため体の大きい方にも有効です。
  • X線装置が高解像度であるため、小さな結石に対しても可能です。

    結石のある場所や結石の固さにもよりますのでご相談ください。

  • 高出力であるため大きく硬い結石にも有効です。

体外衝撃波による腎・尿管結石破砕術は、1983年にドイツで医療機器として実用使用され、日本では1984年に破砕機の最初の機材としてドイツ製の(HM-3)ドルニエ社製を導入しました。当院の結石破砕センターは大和病院において1986年から数多くの実績を残しており、現在も毎年約400件の治療を行っています。導入機種はモデュリスSLX-F2(ストルツメディカル社製)です。
破砕装置を導入する事によって、患者さまの条件、結石の大きさ、数、部位等に応じて最適な機種を選択し、安全かつ確実な治療を最適化いたします。また、緊急時、ご希望の日程等に今後も、この経験と実績を活かして、経験豊富なスタッフと共に、さらに有効な治療を提供すべく努力していく所存でございます。

体外衝撃波(腎・尿管)結石破術の治療費用の概算は下記の通りです。

例 : 健康保険(3割/本人・家族) 日帰り治療 約70,000円 / 一泊入院 約80,000円
後期高齢者医療制度等、各種医療証をお持ちの方の治療費につきましては別途お問い合わせください。

  • 上記治療費には食事代も含まれています
  • 入院期間・治療内容・お部屋タイプ等によって費用が異なりますので、あらかじめご了承ください。
  • 貴重品および多額の現金をご持参でのご入院につきましては、安全面からなるべくご遠慮くださるようお願い申し上げます。
  • お会計の際はデビットカード、クレジットカードによるお支払いも承りますのでどうぞご利用ください。

腎泌尿器センター

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