イベント
2025年8月8日、猛暑が続く中、板橋中央総合病院の敷地内で恒例の納涼盆踊り大会が開催されました。
この盆踊り大会は板橋中央病院が板橋の地に開設されて以来、地域に根差したイベントとして60年以上の長きに亘りイムスグループが主催してきたものです。今年で58回目を迎えますが、板橋中央総合病院のみならず我々明理会東京大和病院を始めとして中山道の周辺に点在するイムスのグループ病院も11施設ほど毎年参加してきました。
そして、それぞれの施設がスタッフを動員して焼きそば、焼き鳥、芋粥などの屋台を出店し、チケットを配布された地域住民の方々に無料で提供してきました。明理会東京大和病院は今年も大学芋を提供しましたが、完売御礼ととても好評でした。
さて、当日の東京は猛暑のせいか天候が不安定で、板橋区周辺は昼過ぎに雷を伴うゲリラ豪雨に見舞われました。
でも盆踊り開始時にはうそのように晴れ上がり、暑さも一息ついて素晴らしい天候の中で行うことができました。そのせいもあってか、地域の方々の参加も数多く、二千人近くが集まりました。そして、中央の櫓を中心に二重三重に人垣が取り囲み、周囲の屋台や休憩所にも人の輪ができるなど、とても賑やかな盆踊り大会となりました。
私は盆踊り大会への参加は初めてでしたが、気合を入れて浴衣を新調し、下駄や扇子、手提げ袋も用意しました。やはり浴衣を着ると夏祭りという感じがしてテンションが上がります。子供の頃、祖父に連れられて行った花火大会や母と行った縁日の金魚すくいなどが思い出されました。看護部長も麻の着物で登場し、涼しげな装いで大会に花を添えていました。
以前は盆踊りといえば東京音頭や炭坑節などを年配の方が中心に踊っていたイメージでしたが、今回の選曲はアイドル系の歌がほとんどで、若い人達が和太鼓のリズムに合わせ、アイドルの振り付けそのままに輪になって踊っていたのがとても印象に残りました。これもひとつの新しい形の盆踊りとして、これからの主流となっていくのではないでしょうか。
会は中盤の各施設の病院三役(病院長、看護部長、事務長)挨拶などを挟み、大盛況のもと20時に終了しました。明理会東京大和病院スタッフもお盆休み期間にも関わらず30名ほどが参加してくれ、出店の準備、運営、呼び込み、後片付けなどを一生懸命頑張ってくれました。本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
来年もまた病院あげて盆踊り大会を盛り上げていきたいと思います。