産婦人科医 明樂重夫 公式サイト 明理会 東京大和病院

婦人科内視鏡手術

腹腔鏡下手術

子宮内膜症の治療に有用で、最小限の傷跡と負担で内膜症病変の除去や癒着の解除が可能です。開腹手術に比べて回復が早く、仕事や日常生活への早期復帰ができます。卵巣チョコレートのう胞の場合、採卵を行う選択肢もあり、再発予防のためにホルモン製剤の服用が推奨されています。治療選択は患者と医師のコミュニケーションを行いながら、個々のライフスタイルや希望を考慮した安全な治療が大切です。

ロボット手術(ダヴィンチ)

ロボット手術は、腹腔鏡手術を進化させ、手術の傷跡も小さくなる革新的な方法です。3Dカメラで腹腔内を観察し、遠隔操作でロボットアームを使用して手術を行います。ロボット手術のメリットは、手の振動を防止し、微細な操作ができることです。また、ロボットアームの可動性により、従来では難しい部位の切除も効率的に行えます。一方、高度な技術と経験も必要で、信頼のおける医師と出会うこともポイントです。