お知らせ
3月31日、明理会東京大和病院は東京腎泌尿器センター大和病院から発展改称して満3年を迎えました。
私の赴任と同時に改称が行われたので、私の当院における病院長としてのキャリアも満3年ということになります。石の上にも三年とはよく言ったもので、赴任当時のことを思い起こすと、ここまで順調に病院が発展してきたことに感無量であります。そして、病院を育てて頂いた患者さんの方々、支えてくれたスタッフの皆様に心より感謝したいと思います。そこで、感謝の意を込め、病院駐車場の一角にハナミズキを植樹させて頂きました。
ハナミズキは一青窈の名曲で有名となりましたが、実物をイメージできない方もまだ多くいらっしゃるのではないでしょうか。成長すると8mほどになる木で、歌詞にもあるように、4-5月に可憐な薄紅色の花が咲きます。
桜(ソメイヨシノ)同様、春の芽吹きと同時に花が咲くことで愛でられてきました。
北アメリカ原産で、日本からワシントン市にソメイヨシノが送られた際にその返礼として1915年に当時の東京市に贈呈され、日比谷公園や小石川植物園に植えられたのが始まりです。そのため、花言葉としては「返礼」が有名ですが、「永続性」や「永遠の愛」も知られており、結婚や子供の生誕に合わせて植えられてきました。
まだ植えられたハナミズキは小さいですが、これまでの当院への患者さんのご支援、ご厚情と、向上心とともに献身的な努力を続けてきたスタッフ全員への「返礼」、そしてグループが掲げている「質の高い医療サービスを提供して患者さんを笑顔にし、愛し愛される病院になる」という理念の「永続のシンボル」として、永く皆様に愛でられながら成長していくことを心より楽しみにしています。