採用情報RECRUITING INFORMATION
当院で働いてみませんか?
学べる環境・設備・技術が揃っています。
委員長 | 脳神経内科医師 |
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副委員長 | 看護師 |
メンバー |
看護師 6名 うち認知症認定看護師(※1) 1名 薬剤師 1名 管理栄養士 1名 作業療法士 1名 医療ソーシャルワーカー 1名 臨床心理士 1名 |
※1.認知症認定看護師:認知症について一定の知識と経験をもって、専門教育機関で更に知識を深め日本看護協会に認定された看護師です。ラウンド結果(患者様の男女比・平均年齢・認知症の種類・それぞれどのように対応しているかなど)の統計を取ったり、認知症についての見識を深め、職員へ情報共有することも大事な仕事です。
毎月第1・3火曜日に依頼のあった入院患者様をラウンドします。
作業療法士と臨床心理士が、入院時やリハビリの際に長谷川式簡易知能評価スケール(※2)、MMSE(※3)を実施して、患者様の認知症の程度や進行具合を確認します。
結果は委員会メンバーで共有し、それをもとにケアプランを立てます。
※2.長谷川式簡易知能評価スケール:精神科医の長谷川和夫氏により作成された、認知症患者様のスクリーニングに用いられる簡易的な知能検査。
※3.MMSE(ミニメンタルステート検査):米国のフォルスタイン夫妻が入院患者様の認知障害測定のために開発した検査。日本語版は神経心理学者の杉下守弘氏により作成された。
年に数回、IMSグループ内施設に在籍する認知症認定看護師が集合(もしくはオンライン会議)し、認知症に関する職員研修内容の見直しや、教育用動画の作成なども行い、職員の認知症に関する知識向上にも努めています。
上記以外にも、入院患者様のご家族や職員からの相談も随時受け付けております。
できるだけ薬には頼らず、認知症患者様一人ひとりの声にしっかり耳を傾け、それぞれの思いに寄り添ってケアしていく「パーソンセンタードケア」を目標としています。
パーソンセンタードケアを提唱した英国の心理学者トム・キットウッド氏は、認知症患者様のケアをするうえで重要な心理的要素を5つ挙げ、誰もが必要とする「愛」を中心とした花に例えています。